収益化の再申請へ向けて動画を整理した時、私は新しい動画で再生時間を積み直す難しさを経験しました。疑わしいと思った動画を消せば、あとは投稿すればよい。そのように簡単には進みませんでした。
この記事では、当時の体験と、今確認できる公式の説明を分けて整理します。まず、アナリティクスに見える総再生時間と、収益化の条件に算入される再生時間を同じものとして扱わないことが大切です。
私は、過去のAI映像を整理していた
AI ASMRのチャンネルが収益化停止になった後、似た動画を削除し、新しい投稿の内容も変えました。その後、BGMへ切り替え、残っていたAI ASMRの動画も削除しています。
過去に伸びた動画があっても、それを除いた後、新しいBGM動画だけで必要な再生時間を満たすのは簡単ではありませんでした。
元動画では、削除すると再生時間がゼロになるという言い方もしています。この記事では、その言い方を一般的な仕様として広げず、収益化の条件に何が算入されるかを確認します。
削除・非公開の動画は、条件への算入が変わる
YouTubeのYPPの公式説明では、有効な公開動画の再生時間について、非公開、限定公開、削除した動画などの再生時間は条件に算入されないと説明されています。限定公開、削除、動画として保存されないライブ配信も対象外です。
この説明は、管理画面のあらゆる過去の数値が消えるという意味ではありません。どの数字を見ているかを区別して確認する必要があります。
まずYouTube Studioの収益化画面で、対象の指標と状態を確認する。そのうえで、過去の再生実績と、新しい申請に使える数字を分けて考えたいです。
再審査の請求と、改善後の再申請も別に確認する
公式の不承認・参加停止への再審査請求の案内には、再審査は現在のチャンネルの状態で評価するため、請求前に動画を削除しないよう説明があります。
通知を受けて判断の見直しを求める段階なのか、待機期間を経て改善後に申し込む段階なのか。自分が使おうとしている手続きと、画面の案内を確認する必要があります。
私が過去に削除したことを、そのまま今すぐ行う手順として紹介するつもりはありません。元動画の経験と、現在の公式の案内は分けて見てください。
削除した後の再生低下は、原因を断定できない
当時、残っていたAI ASMRの動画を消した後、BGM動画の再生も落ちたと感じました。私は、過去の動画から新しい動画への流入が減ったのではないかと考えています。
でも、おすすめの仕組みや、再生低下の原因を確認できたわけではありません。「動画を消したら必ずチャンネルが弱くなる」という一般則にはできません。
分かっているのは、私が動画を整理し、新しい投稿を続けても、再生時間を積み上げるのに苦労したという経過です。
整理する前に、いま見ている数字の名前を残す
私が元動画で「ゼロになる」と話していた言葉だけを読むと、削除した瞬間に管理画面のすべてが消えるように聞こえるかもしれません。でも、この記事で確認したいのは、申請条件に使える公開動画の再生時間です。表示されている数字の名前を省くと、別の話が混ざります。
今から確認用のメモを作るなら、画面名、指標名、対象期間、確認した日を残します。アナリティクスで過去の再生を振り返っているのか、収益化画面で条件の達成状況を見ているのか。最初にそこをそろえると、変更後に別の数字と比較してしまうことを減らせます。
さらに、整理を考えている動画ごとに、現在の公開状態と、予定している操作を書きます。削除なのか、非公開への変更なのか。それぞれを同じ「整理」という言葉だけで扱わないようにします。これは私の過去の操作記録の再現ではなく、今から経緯を残すための案です。
数字が動いたあとには、すぐ原因を一つに決めるのではなく、何をいつ変えたかを照らし合わせます。私の場合は、過去動画の整理だけでなく、投稿ジャンルも変えていました。そのため、再生の変化を削除だけの影響として説明することはできませんでした。
「消すかどうか」と「どの手続きか」を先に切り分ける
自分では問題だと思った動画があると、早くなくしたくなります。私も似た動画を整理しました。ただ、判断が誤っているとして再審査を求める段階と、内容を見直して後から申し込む段階では、確認する案内が違います。
この記事で紹介した公式案内を読むときも、「再審査請求」と「再申請」の名前を入れ替えないようにします。自分の通知に何が表示され、どの手続きが利用できるかを、操作の前に確かめたいです。過去に私が削除したという体験を、そのまま現在の推奨手順にはしません。
記録を作るなら、次のような順番になります。
- 通知とStudioに出ている手続き名を確認する。
- その手続きに対応する公式の案内を読む。
- 判断に使う動画の状態と数字を記録する。
- 行った変更と、その後に確認できた結果を別々に残す。
ここで必要なのは、削除をたくさんすることではありません。何を目的に操作するのか分かることです。戻せない操作を先に進めてから、必要だった資料や数字を思い出す形にはしたくありません。
新しいジャンルの再生時間を、過去の勢いで見積もらない
私はBGMの経験がありましたが、そのチャンネルで新しく音楽を見てもらうことは別でした。AI ASMRで伸びた経験があっても、長いBGMの視聴が同じように積み上がるとは限りませんでした。
だから、以前の動画がよく見られていた事実と、切り替え後の動画の結果を分けます。新しい企画が誰のどんな時間に合うかを考え、実際の反応を見ていく。数字を積み直す作業には、視聴者との接点を作り直す難しさも含まれていたのだと思います。
整理前に、判断に使う情報を残す
今から確認するなら、通知の内容、手続きの種類、対象の指標、どの動画の公開状態を変えようとしているかを整理します。まず記録を残せば、作業後に何が変わったかを比べる材料になります。
それで審査の結果を保証できるわけではありません。ただ、分からないまま一度に変更して、後から経緯も分からなくなることは避けたいです。
積み上げ直していた時の話は、対応するnote(noteで近日公開)へ。切り替えの全体像は、再申請までの変更記録と、元動画で紹介しています。


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