好きなことを仕事にしたい時、職種をどう探す?私がWebデザインを知るまで

好きなことを仕事にしたい時、職種をどう探す?私がWebデザインを知るまでのアイキャッチ。えむえむのアイコンキャラクターと白黒の見出し。 仕事・実践

好きなことを仕事にしたいと思っても、好きなものの名前と、仕事の名前が同じとは限りません。私がデザインの仕事に向かった時も、最初のイメージと、実際に学び始めた分野には違いがありました。

もともとは絵やビジュアルに興味がありました。仕事を調べる中で、ホームページの見た目を作るWebデザインを知り、そちらを学ぶようになったのです。最初からこの職種だけを目指していたわけではありません。

「デザインが好き」の中身は、まだぼんやりしていた

当時の私が思い浮かべていたのは、絵や映像、ゲームに出てくるようなビジュアルでした。何かを作る人に惹かれていて、そういう仕事ができたらと思っていました。

ただ、その興味だけでは、どんな依頼を受ける人になるのかまでは分かりませんでした。好きなものがあることと、仕事として担当する作業が分かっていることは、別だったのです。

その間をつなぐために、どんなデザインの仕事があるかを調べました。そこでWebデザインを知りました。

最初の憧れと違う分野にも、入口があった

ホームページの見た目を作る仕事は、私が最初に想像していたものとは違いました。初めからWebそのものが一番の興味だった、と言い換えるつもりはありません。

それでも学習を進めると、少しずつ形を作れるようになりました。仕事の具体像が見えること、何を覚えて何を作るのかが分かることは、漠然とした憧れだけでは得られなかった手応えでした。

憧れの中心と違う分野を選ぶことが、いつでもよいとは言えません。ただ、私には、調べて学んでみたから見つかった入口がありました。

学ぶ前に決めつけず、作って確かめる

私の最初の制作には、Illustratorでの素材づくりがありました。見出しや枠、帯などを作り、イラストACに出していました。Webデザインの仕事に進む前にも、自分で作ったものを外へ出す経験があったのです。

作ると、自分が何に時間を使えるのかが少し具体的になります。調べるだけの時には分からなかった操作や制作の手順にも触れられます。私はそこから、Webデザインを学ぶ段階へ進んでいきました。

この経緯を踏まえると、今なら「一生続けたい職種か」を最初に決めるより、まず一つの成果物を作って、その過程を確かめたいと思います。これは当時の経験から考えた方法で、誰にでも同じ職種が合うという話ではありません。

職種を探す時は、成果物と依頼を並べて見る

興味のある作品を見ることに加えて、その分野でどんな依頼があるかを見ると、仕事のイメージを具体的にできます。私も、学習だけで終わらず、サービスを出し、募集への提案を始めました。

そこで初めて、作りたいものだけでなく、相手が必要としているものがあると実感しました。最初のお客さんは、実装ができる方で、自分のホームページのデザインを求めていました。

今から整理するなら、「自分が好きな成果物」「学んで作れるようになったもの」「募集で求められているもの」を並べてみます。三つが完全に同じでなくても、どこに接点があるかを探せます。

「好き」を仕事の候補に変える3つの視点
  1. 01好きな成果物絵・映像・サイトなど、惹かれるもの
  2. 02試せる作業小さく作って、制作中の感触を確かめる
  3. 03相手の依頼募集で必要とされている工程を探す

当時の経験をもとに整理した、職種を探すための見方。

職種名の前に「何を作る仕事か」を見る

好きなことから仕事を探すとき、職種の名前を知るだけでは、自分に合うかまで想像できないことがあります。私も、デザインという言葉から思い浮かべていた絵や映像と、学び始めたWebの仕事には違いがありました。

厚生労働省の職業分類の説明では、Webの仕事にはサイトの構成や文字、配置、配色などの視覚的要素を扱う作業が示されています。「デザイン」という広い言葉を、具体的な作業へ分けて見るための参考になります。

自分で調べるときも、憧れる作品の画像だけでなく、その人が何を担当しているかを見ます。絵を描いているのか、情報を整理しているのか、動くページを作っているのか。同じサイトを作る仕事でも、惹かれる作業は違うかもしれません。

私の場合は、調べてWebデザインを知り、学んで形を作る段階に進みました。最初から職種に詳しかったから選べたのではなく、調べたことで次に試すものが見えた、という順番でした。

小さく試すときは、完成品と制作中の感触を残す

今から候補の仕事を試すなら、一つの小さな制作物を決めます。大きな作品を完成させる前に、どの作業に興味を持てるかを確かめるためです。私にとっての素材づくりも、作ったものを外に出す経験になりました。

試したあとには、完成品だけでなく、制作中に何を考えていたかを短く残します。「色を選ぶのが面白かった」「必要な情報を並べるのに迷った」「操作を覚える段階で止まった」。これらは良い悪いの採点ではなく、次に何を試すかの材料です。

操作でつまずいたことを、その職種が嫌いという結論に急いでつなげない。一方で、作品を見るのは好きでも、作る工程は思っていたものと違うと分かることもあります。興味と作業の両方を見られるのが、手を動かす意味だと思います。

さらに募集を見ると、その作業を誰が必要としているかが分かります。私の初案件では、自分で実装できる人が、ホームページの見た目を必要としていました。好きなものを探すだけでは見えていなかった、相手の役割と自分の役割がそこでつながりました。

最初に決めたいのは、ずっと続ける仕事の名前より、次に確かめる一つの作業。それなら、最初の憧れと少し違っていても、試した経験を判断に使えます。

好きなものを、最初から一つの職名に閉じ込めなくてもいい

私は、最初の憧れをそのまま職種にしたのではありません。調べて、作って、依頼に向き合う中で、Webデザインという仕事に進みました。

その選択で何もかも迷わなくなったわけではなく、独立してからの大変さもありました。だから、好きなことさえ選べば簡単だとも言えません。それでも、ぼんやりした興味が、具体的な作業に変わったことは大きかったです。

最初のイメージとの違いを、すぐに向いていない証拠にしなくてもよいのかもしれません。何に興味を持ち、何を作れるようになり、どんな依頼とつながったか。その経過を見ながら考える方法もあります。

当時の迷いは、好きだったデザインと、仕事で始めたデザインのnote(noteで近日公開)に書きました。初案件までの流れと、元動画もあわせてどうぞ。

あわせて読みたい初案件までの流れ →

コメント

タイトルとURLをコピーしました