副業が伸びた時、本業の営業を止めてしまった|YouTube収益停止後に困ったこと

副業が伸びた時、本業の営業を止めてしまった|YouTube収益停止後に困ったことのアイキャッチ。えむえむのアイコンキャラクターと白黒の見出し。 仕事・実践

副業の収益が本業を上回ったら、本業の仕事を減らしてもいいのか。私の場合、YouTubeが伸びた時にデザインの営業を止めたことが、後から響きました。

2026年9月29日の動画では、収益停止前の自分へ伝えたいことを三つ話しています。この記事では、その中の「本業を育てるのをやめてしまったこと」に絞ります。依頼を断ること自体の是非ではなく、収入の比重を変える時に見落としていた時間の話です。

デザインの仕事から独立し、YouTubeを始めた

私は最初からYouTubeだけで独立したわけではありません。デザインの仕事で独立し、営業をして、案件を受けていました。

クライアントワークを続ける大変さもあり、YouTubeを副業として始めました。自分で作って投稿できる楽しさがあり、その後、チャンネルの収益が大きく伸びました。

元動画では、最初の収益の月に約70万円になったと話しています。これは過去の広告収益についての本人の振り返りで、利益や今後の見込みを示す数字ではありません。

デザインの仕事で同じ金額を得るのは大変だと感じていたので、YouTubeへ気持ちが傾きました。楽しいことが収入にもなる。その状況を、この先も続くものとして受け止めてしまいました。

依頼を減らすのと、新しい仕事の入口を止めるのは違った

その頃、私はデザインの営業をしなくなりました。受けていた仕事も少しずつ整理し、単価が低いと感じるものや負担の大きいものは、断る方向へ進めていました。

負担に合わせて仕事を選び直すことまで、全部間違いだったとは思っていません。自分で動ける時間には限りがありますし、YouTubeの制作にも時間を使いたかったからです。

ただ、私は仕事を減らすだけでなく、次の依頼につながる働きかけまで止めていました。最終的にはデザインの仕事をやめたい、と考えるほどYouTubeへ寄っていました。

振り返ると、この二つを同じ判断にしていたのが大きかったです。今受ける仕事の量を調整することと、先の仕事の入口を保つことは、分けて考えられたはずでした。

広告収益が止まっても、本業はすぐ元に戻らなかった

YouTubeの広告収益が止まると、頼れるのはデザインの仕事になりました。でも、そこで営業を再開しても、その場ですぐに案件が決まるわけではありませんでした。

以前に断った相手へ、また仕事をくださいと言うのも、私には頼みづらさがありました。相手から断られたという話ではなく、自分の気持ちとして声をかけにくかったということです。

新しく仕事を探すなら、また提案をし、相談や依頼につながるまで待つ時間があります。本業という名前が残っていても、仕事が戻ってくる準備まで残っていたわけではありませんでした。

継続案件が途切れた時の体験でも、毎月の依頼が続くと考えていたことを振り返っています。今回はさらに、自分から営業の手を止めていた点が重なりました。

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今なら、収益だけでなく次の仕事までの時間も見る

振り返って考えるなら、仕事を減らす前に「残す仕事」「新しい相談を受ける入口」「もう一度仕事を増やすまでの時間」を分けて確認したいです。これは当時使っていた管理方法ではなく、経験を踏まえて今考えた見直し方です。

動画では、外注や仕組み化も考えた方がよかったと話しています。ただ、それで実際に解決できたという報告ではありません。人数を増やせば必ずうまくいく、という話にもできません。

私が伝えたいのは、副業へ力を入れるなら本業も同じ量を続けるべき、という一律の結論ではありません。新しく伸びた収入が止まった時、もう一方へ戻るには時間がかかる。そのことを、私は軽く見ていました。

副業へ時間を移す前に、止めるものを分ける

伸びている方に力を入れたくなるのは自然だと思います。私も、楽しく作れるYouTubeで大きな収益が出た時、デザインの仕事を減らす方向へ進みました。

ただ、今受けている作業を減らすこと、営業を止めること、相談の窓口を閉じることは、それぞれ違います。全部を同時に止めると、戻りたい時にどこから始めればよいか分からなくなります。

振り返って整理するなら、次の三つを別に考えたいです。

  • 今の自分が無理なく受けられる仕事の量。
  • 新しい相談が来た時に、返事ができる入口。
  • また仕事を増やす時に、見せられる実績や案内。

これは、当時このように管理できていたという話ではありません。営業を再開してもすぐには戻らなかった経験から、先に分けておきたかったことです。

仕事を断ったことより、戻る時間を考えていなかった

負担の大きい仕事を全部受け続ければよかった、という結論にすると、当時の自分の大変さが消えてしまいます。仕事を選びたい理由はありました。

私が見落としていたのは、減らした後でも必要になればすぐ増やせるような感覚です。依頼する側にも予定がありますし、新しい相手とは、相談から仕事になるまでの時間があります。

以前の相手へ頼みづらかったというのも、自分の気持ちとして残っています。だからこそ、仕事を減らす時に、今後どういう相談なら受けられるかを考える余地があったと思います。過去の相手がまた依頼してくれると、当然のようには見込めません。

好調な月の収益と、続く収入を分けて考える

約70万円という過去の数字は、私の判断を大きく動かしました。デザインで同じ金額を得る大変さを知っていたので、そちらへ寄りたくなりました。

ただ、ひと月の大きな収益だけでは、その後も続くかは分かりませんでした。実際に広告収益が止まった時、ほかの仕事の入口を同じ状態で残していなかったことが響きました。

これから振り返るなら、最高月だけでなく、その前後の動きも確認したいです。収益がある間にどれだけ時間を使い、もう一方の仕事がどんな状態になっていたか。その組み合わせで、当時の判断が見えてきます。

次の収入がある時ほど、戻る道も見ておきたい

新しい挑戦が伸びると、今までの仕事を続けるのが遠回りに感じることがあります。私には、最終的にはデザインをやめたいと思うくらい気持ちが傾いた時期がありました。

その希望自体を否定したいわけではありません。でも、収入の比重を変えるなら、もう一方の仕事へ戻るまでにどんな準備が必要かも考えておきたかったです。副業が本業を上回った瞬間だけで、判断を全部決めない。その時間の視点を、今なら持っておきたいと思います。

当時の気持ちはnote(noteで近日公開)にも残しました。元動画では、好調だった頃の判断をまとめて話しています。

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